森野2発だ4連勝だ 高木監督 再び「30連勝ですよ、目標は」

[ 2013年8月4日 06:00 ]

<D・中>4連勝しクラーク(左)とタッチする森野ら中日ナイン

セ・リーグ 中日8-7DeNA

(8月3日 横浜)
 苦境に立たされている男に待望のアーチが飛び出した。それも2発だ。中日・森野が11年7月13日のヤクルト戦(神宮)以来、2年ぶりの1試合2本塁打で、4連勝に導いた。

 「僕も横浜出身だし、相性のいい球場。試合に出たところで何とかやってやろうと思っていた」

 0―1の2回2死、右翼スタンド最上段への7号ソロを放つと、4―5の6回1死二、三塁では右越えに8号逆転3ラン。7月28日に誕生日を迎えたばかりで、35歳の初本塁打、初打点となった。一塁はクラーク、三塁はルナや高橋周、二塁は荒木と争い、スタメンが確約されない中、ベテランの域に入った好打者が猛アピールに成功した。

 逆転勝ちでの4連勝に高木監督は「30連勝ですよ、目標は」と今季2度目の30連勝宣言。「バカばっかりしか言っとられんな」と苦笑いしながらも辛勝を喜んでいた。

 ▼中日・浅尾(一発が出れば逆転となる7回1死満塁で登板し、ブランコ、中村斬り)甘いところにいって長打を打たれないように、割り切って投げました。

 ▼中日・岩瀬(3点リードの9回から4連投。1点差とされるも25セーブ目)死球を与えて、整理できないまま投げてしまった。そこから切り替えて、チームが勝てたのは良かった。

続きを表示

2013年8月4日のニュース