大谷 必死セーフティーバントも失敗…日本ハム 自力V消滅

[ 2013年8月4日 06:00 ]

<日・楽>2回無死二塁、大谷がバントするも二塁走者を送れず

パ・リーグ 日本ハム0―3楽天

(8月3日 札幌D)
 昨季の覇者・日本ハムは自力優勝の可能性が消滅した。栗山監督は「それはあまり意味がない」と意に介さなかったが、打線は本塁が遠く、今季10度目の零敗。7番・右翼で先発出場した二刀流ルーキー大谷も無安打に終わり、これで15打席連続快音なしとなった。

 2回無死二塁で迎えた第1打席では、セーフティーバントを試みるも走者を送れず。「何とか1死三塁をつくりたかった」と自らの判断だったが、指揮官は「いろいろな考え方があるので俺がどうこう言うことではない。ただ、そのための準備を本当にしてきたのか」と厳しい表情だった。

 7回2死一、二塁の守備では右前打を処理し、矢のような返球で本塁突入を阻止。今季5個目の補殺を記録したが「チームが勝っていないので…。(安打)1本より1勝がほしい」と最後まで笑顔はなかった。

 ▼日本ハム・稲葉(41歳の誕生日に4打数1安打)ファンの皆さんに“おめでとう”と言っていただいて、幸せな41歳を迎えられた。

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2013年8月4日のニュース