福留 術後初のシート打撃も「すべてにおいてまだまだかな」

[ 2013年8月4日 06:00 ]

シート打撃で右中間二塁打を放つ福留。投手・鶴

 阪神・福留が3日、左膝内側半月板クリーニング術後、初めて鳴尾浜球場でシート打撃を行った。渡辺と4度、鶴と2度対戦し、鶴との最初の対峙(たいじ)で安打性の当たりを1本放った。

 「(打ったのは)たまたま。生きた球に自分の体がどう反応するか。きれいな反応というところまではいっていない」

 高めの直球をフルスイングすると、1バウンドで右中間フェンスを越えていった。ブランクを感じさせない鋭い打球だったが、他の5打席を含めた内容に納得した様子はなかった。

 「自分が思っているような本来の動きではない。すべてにおいて、まだまだかな」
 順調にいけば6日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で指名打者として実戦復帰する。「いきなり100のことはできない。少しずつやっていきたい」と焦らず、自分のペースで調整していく。

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2013年8月4日のニュース