松山 サイクル安打ならず「正直、難しいです」

[ 2013年8月4日 21:51 ]

<ヤ・広>ヤクルトに勝利し、スタンドの声援に応える松山

セ・リーグ 広島7―4ヤクルト

(8月4日 神宮)
 あとシングルヒットのみでサイクル安打を逃した広島・松山はお立ち台で苦笑いだった。

 王手をかけた7回の第4打席は美技に阻まれる鋭い当たりの中飛、9回の最終打席は右飛に倒れた。

 「正直、意識はあったが…。正直、難しいです」

 初回に左翼線へフェンス直撃の2点二塁打、4回には右中間へソロ本塁打、5回には三遊間の打球が遊撃・森岡のグラブに当たり左翼フェンスまで転がる間に三塁打とした。

 08年9月3日に巨人―広島戦(京セラドーム大阪)で巨人・小笠原が達成して以来の快挙はならなかった。それでも3安打6打点の活躍に「調子はいいので、クライマックス・シリーズ争いで抜け出せるように活躍したい」。「アンパンマン」と呼ばれるカクテルライトに照らされた汗まみれの顔が輝いた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月4日のニュース