バレ140メートル連発 ブランコ追走態勢

[ 2013年5月19日 06:00 ]

<ヤ・ロ>4回1死 バレンティンは、2打席連発の左越え本塁打を放つ

交流戦 ヤクルト5-3ロッテ

(5月18日 神宮)
 ブランコの独走は許さない。2年連続本塁打王のヤクルト・バレンティンが、2打席連発で追走態勢に入った。

 2回に成瀬のスライダーを左中間上段へ運ぶと、4回には直球を左翼席上段に放り込んだ。13、14号はともに140メートル弾。四球の少ない成瀬対策として、ともに初球を狙い打っての連発に「狙っていたボールを自分のイメージしたスイングで打ち返すことができた。完璧だった」と自画自賛した。2年連続で31本塁打を記録して本塁打王を獲得した一昨年、昨年は5月終了時点でそれぞれ13、12本だったが、今季は9試合を残して早くも14本のハイペース。「狙っているのは優勝だから、本塁打王はブランコに譲るよ」と興味を示さないが、小川監督は「打つとチームが活気づくのは間違いない」と絶大な信頼を寄せていた。

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2013年5月19日のニュース