開幕直前ドタバタも 法大開幕7連勝19日にもV

[ 2013年5月19日 06:00 ]

<早大・法大>2失点ながらも完投で4連勝の法大・石田

東京六大学野球第6週第1日 法大9―2早大

(5月18日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、法大は早大を破り、開幕7連勝を飾った。畔上翔外野手(2年)が2安打4打点をマークするなど9安打で9得点を奪う快勝。法大と勝ち点3で並ぶ明大は、慶大に3―5で敗れ崖っ縁に立たされた。19日の2回戦で法大が勝ち、明大が敗れると、法大の2季連続優勝が決まる。

 法大の勢いが止まらない。早大の153キロ右腕・有原から西浦直の2ランなどで4点を奪い、開幕から無傷の7連勝。神長英一監督は「ここまで来たけど、まだまだと選手には話した」と手綱を締めた。

 11年夏の甲子園で日大三(西東京)の主将として全国制覇した畔上が、高校時代のチームメートだった早大・吉永から走者一掃の右中間二塁打を放つなど4打点をマーク。「自分の結果はともかく、チームが勝って良かった」と胸を張った。

 今春リーグ戦前には、野球部員が金光興二前監督の退任を求める嘆願書を大学側に提出し、神長監督が開幕5日前に就任。ドタバタの中での船出だったが、リーグで唯一、チーム打率は3割を超え、船本、石田の両先発は防御率0点台。投打のバランスが取れている。「みんなで同じ目標に向かう」と河合主将。2季連続優勝は、チーム一丸でつかむ。

 ▼早大・岡村猛監督(5安打2得点の打線に)いい投手が来たら簡単に打てない。練習して出直しです。

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2013年5月19日のニュース