災い転じて…交流戦4連勝 高木監督「賞金は欲しいけどね」

[ 2013年5月19日 08:33 ]

<中・楽>8回、和田(中央)は左越え2打席連続の7号3ランを放ちナインと笑顔でハイタッチ

交流戦 中日7-2楽天

(5月18日 ナゴヤD)
 野球は、どんなことから流れが変わるか分からない。だから面白い。あのドタバタ劇があった試合から、今季チーム初の4連勝。交流戦で12球団唯一、負けなしの快進撃だ。もちろん首位。高木監督は「(交流戦Vの)賞金は欲しいけどね…。まだ先は長いよ!」と、自らノリツッコミをするほど上機嫌だった。

 4日前は怒り心頭に発していた指揮官を喜ばせたのは、ベテラン和田のバットだった。7、そして8回。決勝6号2ラン、7号3ランを、左翼のほぼ同じ位置に叩き込んだ。今季初の2打席連発で計5打点。「真っすぐを待ちながら変化球に対応できた。ああいう形で打っていければ」と喜んだ。

 来月19日に41歳となるベテラン。腰や背中などの状態は万全とはほど遠い。試合では打席を重ねるとスイングが鈍り、守備でも腰などが張る。それでも、いくら体勢を崩されても、意地になったかのようなフルスイングはやめない。「お尻の方に重心がかかっていた」とこの日、打撃も微修正。7回の1本目はスライダーにタイミングを外されながら、豪快にスタンドに運んだ。これで5月は打率・365。通算2000安打にも残り197本に迫る。

 14日の日本ハム戦(ナゴヤドーム)では中継プレーをめぐり、高木監督と井端が衝突。試合後には緊急ミーティングも行われるなど、チーム状況は一触即発となった。しかしそこから4連勝。災い転じて…なのか。リーグ3位にも浮上し、指揮官は「(順位が)上がるに越したことはない。ベンチも盛り上がっている」とニンマリだった。

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