迷惑かけたので…大嶺 139球完封はブルペンへの恩返し

[ 2013年5月19日 20:06 ]

3年ぶりの完封勝利を挙げた大嶺

交流戦 ロッテ7―0広島

(5月19日 QVCマリン)
 きょうは一人で投げ切る。その思いを胸にロッテ・大嶺はマウンドに登った。139球7安打で2010年以来の完封勝利に「最高です。マリンでできて本当に良かった」と、チームの連敗を3で止める好投を振り返った。

 12日の楽天戦、2番手で登板したが打者3人に1安打2四球とアウトを一つも取れずに降板。チームは勝ったものの、その後4人の投手をつぎ込んでの総力戦となってしまった。「中継ぎの人に迷惑をかけた」と大嶺。連日フル回転のブルペン陣に少しでも休養をと、強い気持ちで臨んだ先発登板だった。

 「ブルペンはいい休養になった」と伊東監督も大嶺の完封を手放しで喜んだ。3連敗しながらもチームは何とか首位をキープ。20日は前田健が相手。「束になってぶつかっていく」と語った指揮官は力強かった。

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