阪神 “うれしい誤算”小嶋の6年ぶり甲子園お立ち台でで10勝に到達

[ 2013年4月20日 16:45 ]

ヒーローインタビューで笑顔を見せる、2年ぶりに白星を挙げた阪神・小嶋。右は適時二塁打の鳥谷

セ・リーグ 阪神1―0ヤクルト

(4月20日 甲子園)
 阪神が“うれしい誤算”で今季10勝に到達。貯金を2とした。

 先発は昨季4試合しか登板のない小嶋。初回、先頭打者に四球を出し、どうなることかと思いきや、6回まで3四球のみで無安打投球。「スコアボードがあるので知ってはいましたけど、まさか(ノーヒットノーランが)できるとなんて思ってもいなかった」と、7回にバレンティンに安打は許したが、和田監督の描いた理想通り7回まで投げ切り、最少得点での勝利に導いた。

 プロ通算4勝目は、約1年半ぶりの白星。甲子園でのお立ち台は実に6年ぶり。「いい気持ちですね。ここまで長かった」と7年目の左腕は笑顔を見せた。和田監督は「緩急をうまく使っていた。小宮山のリードも良かった」と左腕の好投を支えた捕手も評価した。

 3連勝で貯金2。和田監督は「やっと流れに乗ってきた」とチームに手応えを感じ始めているようだ。

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