田中、2回5失点で降板…悪い流れを断ち切れず

[ 2012年7月29日 20:30 ]

西武戦に先発し、2回を5安打5失点だった楽天・田中(右)

パ・リーグ 楽天-西武

(7月29日 Kスタ宮城)
 楽天の田中が5安打5失点し、今季最短の2回で降板した。1回、ヘルマンに適時三塁打を許すなど甘い球をはじき返され、暴投でも点を与えて3失点。2回は失策も絡み、悪い流れを断ち切れずに2失点した。

 停滞ムードを吹き払うためにもエースが試合をつくりたかったが、早い回での降板となった。「よーいどんで、いきなり3点を取られたのが全て」と、悔やんでも悔やみきれない立ち上がりだった。森山投手コーチは「球が中に集まってしまった。本人も大事な試合と分かって臨んだはずなんだけど…」と話した。

 今季の故障の多さからけがの再発などを心配されたが、「ないです」ときっぱり言い切った。自身の後半戦初戦は、ふがいない結果での黒星となった。「結果が全て。次の登板までに準備して、こういうことがないようにしていきたい」と雪辱を誓った。

続きを表示

2012年7月29日のニュース