大竹 自滅の5四死球「打たれたイメージがない」

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<広・巨>5回途中5失点で降板する広島・大竹(手前)

セ・リーグ 広島2-9巨人

(7月28日 マツダ)
 連日の投壊だ。広島投手陣が軒並み制球難に陥り、今季ワーストの10四死球。野村監督は「暑い中、お客さんがたくさん来ているのに10四死球。野球にならない。きょうみたいな投球が続くと、誰を信じていいのか分からない…」と頭を抱えた。ここ3試合で計30失点という体たらくで、借金生活に逆戻りした。

 先発・大竹が5回途中で5四死球を与え、6安打5失点KO。2失点した2回に内海への押し出しなど3四死球、3回にも2死からの四球が失点に直結した。09年開場から4戦全勝だったマツダスタジアムでの巨人戦で初黒星。4月25日の阪神戦(甲子園)以来の3敗目、自身の連勝は6で止まり「打たれたイメージがない。ボクのミス。少しずつボールになった…」とうなだれた。

 自滅でヤクルトと入れ替わり4位後退。指揮官は「ひと踏ん張りしないといけない。明日は(予告先発の)福井に是が非でも頑張ってもらいたい」とゲキを飛ばした。

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2012年7月29日のニュース