浦和学院 春夏連続だ!佐藤は完封&先制打の大活躍

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<聖望学園・浦和学院>完封の佐藤(中)ら浦和学院ナインは歓喜の輪をつくる

埼玉大会決勝 浦和学院4―0聖望学園

(7月28日 県営大宮)
 浦和学院・佐藤は左手を目いっぱい伸ばし、打球をつかんだ。一塁の明石主将に丁寧にトスし、ゲームセット。マウンド付近の歓喜の輪の中心で、泥だらけのユニホームが輝いた。

 「野手に助けられました。1、2年の時は準決勝で負けていたので、必ず甲子園に行くという気持ちで投げました」

 4回までに3安打を許したが、5回以降は無安打投球。直球は130キロ台でもカーブを織り交ぜる緩急を使った投球術は決勝でもさえた。三塁を踏ませず、122球で完封勝利。打っても初回に先制の中前打を放つなど3安打1盗塁と投打で大車輪の働きをみせた。

 気温34度。猛暑の中でも最後までスタミナは切れなかった。今春の県大会準々決勝で春日部東に敗れた直後から、夏に向けた走り込みを開始した。午前5時から8キロ走をこなし、グラウンドではサーキットトレーニング。午後の練習でも再び8キロ走をこなし、外野のポール間往復走10本をノルマとした。「暑い中でもバテることなく、集中してできました」。マウンド以外でも休むことなく動き続けた決勝を終え、その成果を実感した。

 春夏連続甲子園出場は02年以来10年ぶり。森士(おさむ)監督は「突出した選手はいないが、そこそこのチーム。それにふさわしい、粘り強い戦いをしたい」と抱負を口にした。今センバツは準々決勝で大阪桐蔭に敗れ8強止まりだっただけに、佐藤は「夏も戦えるのであれば、春の借りを返して日本一になりたい」。真夏の甲子園でも、最後までマウンドを守る。

 ▽浦和学院(埼玉)男女テニス部も強豪。広島の大竹らがOB。

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