鳴門 春夏連続切符だ!3度のスクイズで逃げ切る

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<鳴門・鳴門渦潮>春夏連続の甲子園出場を決め、歓喜の鳴門ナイン

徳島大会決勝 鳴門6―3鳴門渦潮

(7月28日 鳴門オロナミンC)
 最後の打者を三ゴロに仕留めると、鳴門のエース・後藤田は夏空に向かって両手を突き上げた。14安打を浴びながらも、9回の3失点だけで完投。「後半は疲れもあったが、低めを意識して投げた。9回は点差があったので気持ちには余裕があった」。春に続く甲子園切符をチームにもたらした。

 攻撃では森脇稔監督が「練習試合でもあまりやらなかった」というスクイズを解禁。4、7、8回と3度(4回は内野安打)も決め着実に得点した。センバツでは2試合連続サヨナラ勝ちで8強入り。粘り強いチームの中心にいる背番号1は「春の8強以上を目指したい」と聖地での躍進を誓った。

 ▽鳴門(徳島)1909年創立の県立校。OBに元西武の潮崎哲也氏。

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2012年7月29日のニュース