荒波 ダイビングキャッチ連発「勝手に飛び込んじゃう」

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<神・D>3回1死三塁、中村の三ゴロの間に三塁から生還したDeNA・荒波はナインとハイタッチ

セ・リーグ DeNA3-1阪神

(7月28日 甲子園)
 海でもプールでもないのに飛び込む、飛び込む。DeNA・荒波が2回、マートン、浅井の中前のライナーを続けてダイビングキャッチ。

 「最初のはうまく体の外にグラブを外して捕ることができた」。11日のヤクルト戦(神宮)では宮本の打球に飛び込んで左肩を強打したが「怖さはない。勝手に飛び込んじゃう」という。

 自慢の足は攻撃でも生きた。3回、左前への二塁打で出塁し、内村のバントで三塁に進むと中村の強烈な三ゴロで生還。「打球に勢いがあったので一瞬止まろうと思ったけど、いっちゃえって」。これまた本能の走塁で貴重な追加点を挙げた。

 「荒波のスーパーセーブ連発が相手の勢いを止めた。ギャンブルスタートも効いたよ」と中畑監督。5位・阪神に連勝、4ゲーム差とした。

 ▼DeNA・藤井(5回2/3を5安打1失点で5勝目)きのういい形で勝った流れをつなげたいと思った。原点、右バッターの外角低めにしっかり投げることができました。

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2012年7月29日のニュース