県岐阜商 途中出場の渡辺が甲子園打「野球の神様が…」

[ 2012年7月29日 06:00 ]

岐阜大会決勝 県岐阜商2―1関商工

(7月28日 岐阜長良川)
 関商工の連覇の夢を打ち砕いた。県岐阜商は7回に敵失から好機を広げて同点に追い付くと、9回2死無走者から間宮が左中間二塁打で出塁。最後は途中出場の渡辺が、右前にサヨナラ打を放ち「緊張はなく打てると思っていた。野球の神様が見ていてくれた」と笑顔で振り返った。

 春夏合わせ4度の優勝を誇り、甲子園での通算勝利も88を数える強豪。3年ぶりの出場に藤田明宏監督は「今年も甲子園に行けなければ、監督を辞めようかとも思っていた」と胸をなで下ろした。27日の準決勝・中京戦でも9回に勝ち越し点を奪うなど、伝統の粘りは今年も健在。前回出場時の4強超えを目指す。

 ▼中日・和田(91年卒OB)甲子園に行って十分に力を発揮してほしい。大舞台で楽しむことはできないと思うけど、いい思い出をつくってほしい。

 ▽県岐阜商(岐阜)マラソンの高橋尚子さんがOG。簿記も全国レベル。

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2012年7月29日のニュース