イチ ニューヨークは「僕の欲を満たしてくれる場所」

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<ヤンキース・レッドソックス>ピンストライプで初勝利!満面の笑みでナインとタッチを交わすヤンキース・イチロー(右)

ア・リーグ ヤンキース10―3レッドソックス

(7月27日 ニューヨーク)
 【ヤンキース・イチローに聞く】

 ――レッドソックスとの因縁の対決だったが。

 「テレビでしか見たことがないですけど、テレビは過剰に盛り上げるなという印象でしたね」

 ――ピンストライプの重み。背負うものの違いを感じるか。

 「それを感じられるようになりたい」

 ――変化の実感は?

 「シアトルの3つ目(3試合目)、時計を見た瞬間があった。全然(試合の長さを)感じなかった。勝つということに集中していることは大きいんじゃないか」

 ――ロッカーが(マ軍時代の同僚の)ソリアーノとイバネスの間。

 「リクエストしたわけではないが、よく分かっているなと思いました」

 ――ニューヨークは好きな場所か。

 「(遠征で)ニューヨークに来たら、スーツケースが一つ増えてシアトルに帰る。僕にとっては夢のような場所。僕の欲を満たしてくれる場所である。それがホームになることは恐ろしいこと」

 ――クラブハウスの雰囲気は。

 「動じない空気というか、勝っても負けても気持ちが大きく動かないであろうと、想像させる空気に驚きました」

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2012年7月29日のニュース