炭谷 体張った!牧田の突入ブロック、サヨナラ阻止

[ 2012年7月28日 06:00 ]

<楽・西>9回2死一塁、岡島の左越え二塁打で本塁を狙った一塁走者・牧田(右)を好ブロックする西武・炭谷

パ・リーグ 西武7-7楽天

(7月27日 Kスタ宮城)
 西武は最大5点リードを奪いながら、投手陣が崩壊。9回に同点に追い付かれた末、引き分けに終わった。渡辺監督は「野上はひ弱さを感じるし、他の投手も追い込んでから打たれるとか、きめ細かさが足りない」と苦言を呈した。

 1点リードの9回に守護神・涌井が登板も、1死一、三塁から併殺崩れの間に同点とされた。なおも2死一塁から岡島に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたが、女房役・炭谷が本塁に突入してきた牧田を決死のブロック。辛くも敗戦をまぬがれた。「銀仁朗の根性。逃げずに止めたことを評価したい。ま、きょうはしゃあない。反省して、あすに生かしてほしい」と指揮官は切り替えを促した。

 ▼西武・野上(6回途中5失点で降板) 攻めきれなかった。次回は先頭打者を出さないようにしたい。

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2012年7月28日のニュース