仙さん母校・倉敷商が春夏連続出場 片山延長10回V打

[ 2012年7月28日 06:00 ]

<創志学園・倉敷商>甲子園出場を決め、応援団の元へ走る倉敷商ナイン

岡山大会決勝 倉敷商4―3創志学園

(7月27日 マスカットスタジアム)
 これが伝統校の底力だ。創部82年目の倉敷商が、同3年目の創志学園との延長戦を制し、初の春夏連続出場を決めた。

 勝利の立役者は7番・片山だ。1点を追う6回2死、公式戦初本塁打を左翼席に叩き込むと、同点の延長10回2死二塁から左中間に決勝三塁打を放った。「ファーストストライクからフルスイングすることだけを考えていた。10回は自分で還してやろうと思った」。センバツは初戦で作新学院(栃木)に敗退。エースの西が「甲子園の借りは甲子園でしか返せない」と雪辱を誓えば、森光淳郎監督は「積極的に打ちにいく素晴らしいチームになれた。甲子園でも校歌を歌いたい」と意気込んだ。

 ▼楽天・星野監督(64年卒OB) もう10回目の(夏の甲子園)出場になるのか。大したもんやな。俺は一回も出たことないよ。まずは1回戦を勝ってほしいね。

 ▽倉敷商(岡山)1912年創立の県立校。OBに野球の星野仙一氏。

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2012年7月28日のニュース