和田メジャー流出の穴埋め…ソフトバンク、帆足獲り

[ 2011年11月7日 06:00 ]

国内FA権を行使した場合、ソフトバンクが獲得に動く帆足

 ソフトバンクが、西武・帆足和幸投手(32)が国内フリーエージェント(FA)権を行使した場合に獲得へ動く方針でいることが6日、分かった。

 チームは5日にCSファイナルSを全勝で突破。今季は昨オフの内川、細川、カブレラらの大型補強が成功して圧倒的な強さを誇ったが、来季の3連覇を目指して今オフも積極的に動く。編成トップの王貞治球団会長は「補強は一番いい形にしないといけない。今年が良かったから来年もいいとは分からない。手を抜くことは絶対にできない」と明言。そんな中で動向に注目し、調査を続けてきたのが通算75勝を挙げている西武の左腕・帆足だ。帆足は9日には西武とFA交渉を行う予定。球団側は全力で慰留する方針だが、本人は移籍の意志を固めているとみられる。

 球団は今オフの補強ポイントとして先発左腕を挙げている。杉内との両エースとして今季16勝を挙げた和田は海外FA権を行使してメジャー移籍することが決定的。大きな戦力ダウンは必至だが、王会長は「できることはやる。備えるべきところには備えてね」と、穴を埋めるべく準備を進めていることを強調している。

 何より帆足は、「地域密着」を掲げる球団方針からこれ以上ない存在だ。これまでも杉内、馬原、川崎、本多ら地元・九州出身の選手を獲得。現在は主力として活躍している。昨オフに獲得した内川も大分出身。今秋ドラフトでも宮崎日大・武田を1位指名した。帆足は福岡出身で地元の三井高校、九州三菱自動車とアマチュア時代を全て福岡で過ごした。さらに過去4度、シーズン10勝以上をマークした実力とともに、選手会長を務めるなどの人望面も評価。正式にFA宣言すれば複数球団での争奪戦が予想されるが、全力を挙げて獲得に動くことになる。

 ▽FA権の行使までの流れ 日本シリーズが終了した日の翌日から土、日、祝日を除く7日間以内に、在籍球団に行使する意思を表明。7日間を経た翌日の午後3時にコミッショナーから「FA宣言選手」として公示され、公示の翌日から各球団との契約交渉が可能となる。

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