菅野 指名経緯「聞きたい」日本ハムあいさつに同席へ

[ 2011年11月6日 06:00 ]

7日に日本ハムの指名あいさつを受ける東海大の菅野

 日本ハムからドラフト1位指名を受けた東海大・菅野智之投手(22)が7日、神奈川県平塚市の東海大野球部合宿所で行われる指名あいさつに同席することが分かった。

 ドラフト翌日、28日の指名あいさつは授業で欠席したが、父・隆志さんがこの日「きちんと話を聞くのが礼儀。智之本人も“なぜ指名したのかを聞きたい”と言ってる」として、菅野が同席することを明かした。

 今回のドラフトでは、伯父の原辰徳監督率いる巨人の単独指名が濃厚と見られていたが、日本ハムが強行指名して交渉権を獲得。相思相愛の巨人入りの夢がかなわなかった。当初は菅野の祖父で東海大野球部・原貢顧問が態度を硬化させるなどしたが、隆志さんは「事前に指名あいさつがなかったことについてのわだかまりもない。今はフラットな気持ち。家族の意見で進路を決めることはないし、本人が決めたことが最終結論」と説明。菅野本人が日本ハム側と直接話した上で結論を出していく方針を強調した。原貢顧問もこの日は「智之が話を聞いて決めればいい」と本人に任せる姿勢を示した。

 菅野本人は「まだ決めてない。じっくり考えていきたい」と周囲には漏らしており、早期決着にはこだわっていない。日本ハム入団も含め、浪人、社会人野球などあらゆる選択肢を視野に入れながら交渉を重ねていく方針だ。ドラフトから11日。いよいよ本格的な入団交渉がスタートする。

【菅野のこれまでの経緯】

 ◆10月16日 ドラフト会議を前に東海大の横井人輝監督が「本人の気持ちは揺るぎなく固まっている」と、意中の球団が巨人であることを示唆。

 ◆同27日 ドラフト会議で日本ハムが1位で強行指名し、交渉権を獲得。菅野は「監督や両親と相談して決めたい」と態度を保留。祖父の原貢氏は「人権蹂躙(じゅうりん)だ」と激怒。

 ◆28日 日本ハムのスカウトが東海大の合宿所を訪れ指名あいさつ。菅野は授業のため同席せず。

 ◆31日 関東地区大学選手権の白鴎大戦で完封勝利。「ドラフトは個人のこと。もう吹っ切れた」

 ◆11月2日 同選手権準決勝で桐蔭横浜大にサヨナラ負け。進路については「一生のことなのでじっくり考えて答えを出したい。自分の意志を持って決めたい」

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