唐川 平成生まれ初登板も試合つくれず

[ 2010年11月4日 06:00 ]

<ロ・中>4回無死三塁、和田に適時二塁打を浴びる唐川

 【ロッテ3―4中日】ロッテ先発の唐川は3回1/3を投げ、5安打2失点。平成生まれの投手では史上初めて日本シリーズのマウンドに上がった21歳右腕だったが、役目を果たせずに降板した。「大事な試合に投げさせてもらったのに、試合がつくれず、悔しいし、いろいろともったいなかった」。

 右ひじの違和感により、1軍では8月26日の西武戦(千葉マリン)以来、69日ぶり。直前の宮崎合宿中には指のまめをつぶすアクシデントにも見舞われるなど、本来の状態には遠かった。

 ≪同一球団の投手が1試合に2度けん制≫ロッテは3回唐川、6回小野がけん制で一塁走者を刺した。シリーズで同一球団の投手が1試合に2度けん制で刺すのは珍しく、54年第3戦で大島(中=2度)、01年第4戦で前田、ニューマン(ヤ)が記録したのに次いで3度目。
 ▼ロッテ・伊藤(延長11回に決勝点を許し)2イニング目でも気持ちに変化はありませんでした。(10回の絶好機を逸した直後でも)マウンドに上がるイメージはできていました。
 ▼ロッテ・岡田(決勝三塁打が頭上を越え)もう少しで捕れたけど、1点もやれない前進守備だからしようがない。定位置なら捕れていたと思うけど、仕方がないです。

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2010年11月4日のニュース