大石 パーフェクト救援!空振り三振締め

[ 2010年11月4日 06:00 ]

<慶大・早大>優勝を決め捕手・白川と抱き合って喜ぶ早大・大石

 【早大10―5慶大】西武のドラフト1位右腕、大石は8回途中から登板。斎藤が残したピンチを切り抜けると最後はこの日最速153キロの直球で空振り三振で試合を締めた。「三振を狙ってました。優勝できてうれしい」と歓喜の輪の中で両手を突き上げた。序盤は斎藤の好投で「ブルペンで(広島1位指名の福井と)あしたの1面はノーヒットノーランだねと話してました」。突然の出番にも1回1/3を無安打無失点3奪三振と完ぺきな内容だった。

 西武・渡辺監督はプロでは先発を任せる意向を示しているが、本人は「自信?ないです」と自虐的。13日に開幕の明治神宮大会に向けて「どの大学よりも長く野球をやりたい」と優勝を誓った。
 ▼西武・鈴木編成部長(大石について)あそこで153キロを投げるのが本物。うちでは先発として考えているからね。(渡辺)監督が先発と言っているし、キャンプでもそうやって体をつくることをやっていくでしょう。
 ▼早大・福井優(広島1位右腕は登板なし)月曜日の試合(慶大2回戦)で敗れて、みんなを追い込んでしまって反省しています。でもこの4年間で斎藤や大石というチームメートに恵まれて成長することができました。

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2010年11月4日のニュース