半世紀ぶり早慶優勝決定戦にOBも大興奮

[ 2010年11月2日 06:00 ]

 【慶大7―1早大】半世紀ぶりの早慶優勝決定戦が決まると、スタンドのOBたちも大興奮だった。

 伝説の6連戦で当時早大の指揮を執った石井連蔵氏(78)は「30日に当時の関係者で、節目の50年の感謝の会を催したばかりです。当時6試合で38万人が集まった。凄かった。今度は追われる立場。全力を尽くしてもらいたい」とエールを送った。また当時2年生ながら正捕手だった慶大OBの大橋勲氏(69=元巨人)は愛媛・松山の自宅から駆けつけた。「今でも(6連戦が)頭に浮かぶ。徳武さんの本塁への猛烈なスライディング(3回戦)で僕が落球して場内が騒然となった。懐かしいよ。今年は慶大に勢いがある。やってくれるでしょう」と心踊らせていた。

 ▼巨人・滝鼻オーナー(慶大OB、スタンドで観戦)2連勝でプレーオフということで、最後まで見届けようと思ってました。早慶6連戦は大学2年のとき。あの時は慶応が負けた。また(3日に)来ようと思いました。

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2010年11月2日のニュース