解禁日即…楽天、岩隈のポスティング申請

[ 2010年11月2日 06:00 ]

 楽天は1日、メジャー移籍を目指す岩隈久志投手(29)をポスティング・システム(入札制度)にかけることを申請する文書をコミッショナー事務局に送付した。

 同システムは、この日から手続きが開始。即日申請を選択した理由について、米田球団代表は「FA市場の問題もあり、日本からメジャーへ行く選手のことも総合的に考えて会社として機関決定した。本人も了承した」と説明した。
 コミッショナー事務局は同日、米コミッショナー事務局に文書をメールで送信。今後、岩隈は大リーグ30球団に対して獲得可能な選手として公示される。獲得希望球団は公示後4日以内に入札を行い、早ければ5日にも最高額が日本側に通知される。楽天がこの額を受諾すれば、最高額で入札した球団に30日間の独占交渉権が与えられる。
 岩隈にはダイヤモンドバックス、マリナーズ、ヤンキースなどが興味を示しており、複数球団が入札するのは確実。米田球団代表は「向こうに行くことになれば成功してほしい。またいつか、仙台に帰ってきてほしい」と語った。

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2010年11月2日のニュース