サード亀井?原監督がコンバート案披露

[ 2010年11月2日 06:00 ]

原監督が亀井(右)を呼び、報道陣をシャットアウトして、打撃の直接指導を行う

 巨人が川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習を開始。原監督は来季のペナント奪回へ向け、今季打率・185と不振に終わった亀井の三塁コンバート案を披露した。5日からの宮崎秋季キャンプで「サード亀井」の適性を見極める。

 ドラフト会議も終了して来季への布陣が整いつつある一方、指揮官は新たな構想を描いていた。「亀井にはたぐいまれな器用さがあり、野球の能力も高い。三塁手に挑戦してもらう」。亀井は上宮太子時代に投手、中大では遊撃手として活躍。プロ入り後は外野手となったが、昨年はチーム方針で6月21日のロッテ戦(東京ドーム)から一塁も兼任。計48試合で一塁を守った。谷、松本らとの兼用が可能となったことで打線のバリエーションを増やし、リーグV3に大きく貢献した。
 この日の全体練習では、原監督からマンツーマンの打撃指導を受けた亀井も「立場が立場なんで、何でもやるしかない。チャンスをもらえるのだから、期待に応えたい」とやる気。外野、一塁、三塁と三足のわらじを履いて、不振に終わった今季のリベンジを果たす。

続きを表示

2010年11月2日のニュース