高い価値ある…住生活G 来年以降の買収に前向き

[ 2010年11月2日 06:00 ]

会見後、報道陣に囲まれる潮田会長

 横浜の買収交渉を断念した住生活グループの決算説明会が都内で開かれ、潮田洋一郎会長(56)が「知名度がないリクシルの宣伝手段として(球団買収は)最もいい話だった。宣伝に対するニーズは来年も変わらない。一般論として前向きに検討したい」と説明。来年以降も他球団を含め、買収に名乗りを上げる可能性も示唆した。

 説明会では住生活グループ傘下のグループ5社を来年4月1日付で合併し、「LIXIL(リクシル)」に社名変更する方針を発表。本拠地移転が撤回の要因とみられる買収交渉については「総合的に時間以外に大きなものがあった」と語るにとどまった。球界参入のメリットは「サッカーより試合の数が格段に多いし、ファンは毎日わくわくして見られる。チーム数がこれ以上増えることがない。希少性からいっても非常に高い価値がある」と強調した。

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2010年11月2日のニュース