移籍問題長期化も…中島、11日以降に再交渉

[ 2010年11月2日 06:00 ]

 ポスティング・システム(入札制度)による今オフの大リーグ移籍を目指す西武・中島裕之内野手(28)が、11日以降に球団側と交渉する見込みとなった。

 中島はこの日始まった宮崎・南郷キャンプに参加中で、前田球団本部長の宮崎入り後、再度メジャー挑戦を訴えるつもりだ。
 前田本部長は10日の12球団合同トライアウトの視察後にキャンプ地を訪れる予定で「キャンプに行って監督や選手とは話をする。ポスティングのことではなくて、来季へ向けた話です」と説明した。球団側は今オフのポスティングは認めない姿勢を示している。だが、中島は10月28日夜に前田球団本部長と会談後に、球団が一方的に来季の残留を発表したことで不信感を募らせている。「何も納得してない。メジャーに行きたいという気持ちは変わらない」と話しているだけに、簡単にはあきらめない構え。移籍問題は長期化しそうだ。

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2010年11月2日のニュース