フェリス&モアランド 新人コンビが連敗阻止に貢献

[ 2010年11月1日 06:00 ]

 【レンジャーズ4―2ジャイアンツ】レンジャーズの新人コンビが連敗阻止に貢献した。2点リードの9回に登板した抑えのフェリスは、2三振を奪い3者凡退。22歳181日でのセーブは、78年ウェルチ(ドジャース)の21歳342日に次ぐワールドシリーズ史上2番目の若さ。69年にライアン球団社長(当時メッツ)が樹立した歴代2位の記録を75日上回った。99マイル(約159キロ)の速球で押しまくった右腕は「とにかく低めに、最高の投球を心がけた」。2回には9番打者のモアランドが先制3ラン。7月末にメジャーデビューした25歳は「走者がいて、相手は投げにくそうだった。粘った末に速球をうまく打てた」と満足げに振り返った。

 ≪第4戦は初先発の若手対決≫ワールドシリーズ第4戦は、両軍ともに今季ブレークした若手がワールドシリーズ初先発する。7勝を挙げたジ軍の21歳左腕バムガーナーは今ポストシーズン2試合でいずれもクオリティースタート(6回以上自責点3未満)。「普段通りいきたい」と平常心で好調を持続させる。一方、13勝を挙げたレ軍の24歳右腕ハンターは、2試合でいずれも5回持たず降板。「ストライクを集めすぎてしまっていた」と修正の必要性を強調していた。

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2010年11月1日のニュース