星野監督 北京五輪で抜てきの左腕気になる「一番いいときに戻したい」

[ 2010年11月1日 17:49 ]

 楽天の星野仙一新監督が1日、仙台市のKスタ宮城で秋季練習を視察した。就任後、選手と初めて顔を合わせ、「楽しみな選手が多い。まずは顔と名前を一致させたい。名前を言われても覚えられないから、プレーで印象深くしてほしい」と熱っぽく語った。

 雨のために室内練習場でのスタートとなった。白のジャージー姿で現れた星野監督は、選手へ直接指導はしなかったが、ブルペンや打撃練習の様子をゆっくりと見て回った。
 自身が監督を務めた2年前の北京五輪で、愛知工大から日本代表に抜てきした長谷部のことが気になる様子。「監督を引き受けてから真っ先に考えた。故障もあったと聞いたが、何とか一番いいときに戻したい」と熱意を口にした。
 プロ野球の監督を務めるのは2003年以来。「打球音やミットの音が聞けてやっぱりうれしくなる」と、コーチ陣と話しながら何度も笑みを浮かべた。中日監督時代を知る選手からは「昔よりも柔らかくなった」という声も聞かれた。星野監督は12日まで視察する。

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2010年11月1日のニュース