水城 飛田主将会心の一打で8強決めた!

[ 2010年11月1日 06:00 ]

 来春センバツの重要な参考資料となる秋季高校野球関東大会は31日、埼玉で開幕した。1回戦3試合が行われ、夏春連続出場を狙う水城(茨城1位)は日本航空(山梨2位)との延長戦を7―3で制して8強入りを決めた。また、春日部共栄(埼玉2位)、千葉経大付(千葉2位)もそれぞれ勝ち上がった。1日は1回戦4試合が行われる。

 水城は1メートル58の7番打者、飛田主将が大きな仕事をやってのけた。3点差の9回に、同点に追いつかれた直後、10回2死満塁から走者一掃の左越え三塁打。チームを救う会心の一打に「エースの佐藤が苦しんでいたので打ってやろうと思ってた。この勝利は次につながる」と声を弾ませた。初出場した夏に続く2季連続出場に近づいたが、橋本監督は「食らいついてやっていきたい」と話した。

 【春日部共栄6―3佐野日大】<春日部共栄 14年ぶり8強!竹崎が3失点完投>春日部共栄(埼玉)が優勝した96年以来、14年ぶりの8強進出を決めた。5回に1点差に迫られたが、エース竹崎が新チーム結成後から取り組んできたという右打者の内角へのスライダーを有効に使って3失点完投。「6回以降は開き直って投げられた。インスラは練習通り投げられた」と納得の表情を見せた。センバツ出場へ一歩前進したが、本多監督は「きょうは勝たせてもらっただけ」と表情を引き締めていた。

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2010年11月1日のニュース