涙の報徳学園監督「秋の大会で泣いたのは初めて」

[ 2010年11月1日 17:22 ]

 秋季高校野球近畿大会第4日は1日、和歌山市の紀三井寺球場で準々決勝2試合を行い、報徳学園(兵庫)履正社(大阪)が準決勝に進出した。

 報徳学園は京都成章に5―4で逆転サヨナラ勝ち。履正社は守山(滋賀)を11―0の8回コールドゲームで下した。

 報徳学園が逆転サヨナラで4強進出。劇的な形で選抜出場を大きくたぐり寄せ、永田監督は「秋の大会で泣いたのは初めて」と涙ぐんだ。
 京都成章の西野に7回までわずか1安打と抑え込まれた。4点を追う8回に代打・屋富祖が走者一掃の三塁打を放って1点差とした。9回に同点に追い付くと、最後は佐渡友の二塁打で試合に終止符を打った。殊勲の1年生は「何が起きたのか分からなかったが、ベンチの歓声で勝ったと実感がわいた」と笑った。

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2010年11月1日のニュース