もうＣＳ準備ＯＫ？高橋＆浅尾＆岩瀬“そろい踏み”

打者５人を完全に抑えた中日・浅尾

　【フェニックスＬ・中日１１―５楽天】まさに盤石。中日の誇る継投陣が宮崎で行われたフェニックス・リーグの楽天戦に登板し、そろって無失点だった。まずは高橋が７回から登板し、１回１／３を１安打１四球。続いて登板した浅尾も打者５人を完ぺきに封じ込んだ。

　試合は９回を終えて１１―５で中日が勝ったが、中日側の要請で特別に行った「１０回裏」は岩瀬が３人でぴしゃり。「イニングまたぎになるのは最初から聞いてました」（浅尾）と、フル回転にも不安はない。９月２５日の横浜戦（横浜）以来、実戦から遠ざかっていた岩瀬も「思ったより良かった」と手応えは十分だ。２０日からのＣＳファイナルＳでは６回から救援陣を投入することも十分に可能だ。
　１２日以降の４試合には和田ら野手の主力組もフェニックス・リーグに出場。最終調整を経て日本シリーズ切符を懸けた戦いに臨む。