「代行」取れた小川監督“ジミレン”徹底宣言

[ 2010年10月12日 06:00 ]

 ヤクルト・小川淳司新監督(53)が11日、11月4~21日(愛媛・松山)に行われる秋季キャンプで「ジミレン」を徹底する方針を示した。

 この日から「代行」の肩書が外れた同監督は「実戦練習をやるつもりはない。球際の強さ、カバリングの意識付けなど単純な練習になる」と説明。自らを「地味に生きてきた」と言う新指揮官が、地味ながらも過酷な練習を示唆した。
 球際の強さを向上させる策として、コーチ兼任の宮本が指導者として初同行。主に二遊間の強化を図る予定で、宮本と連携する城石内野守備走塁コーチは「反復練習が主体」と厳しい「ジミレン」を予告した。また、複数ポジション制を掲げる小川監督は、捕手の川本を左翼と右翼にも挑戦させる方針。宮崎で開催中のフェニックス・リーグに合流した川本は「プラスになるし、ものにしたい」と意欲を見せていた。

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2010年10月12日のニュース