不振の主砲が復活…レイズ、逆王手!

[ 2010年10月12日 06:00 ]

レンジャーズ戦の5回、2ランを放つレイズのロンゴリア

 【レイズ5―2レンジャーズ】レイズが不振だった4番・ロンゴリアの復活でレンジャーズとの地区シリーズ第4戦を制し、2勝2敗と逆王手をかけた。先頭の4回に左中間二塁打で出塁し貴重な追加点を踏むと、5回にはリードを5点差に広げる左越え2ラン。8回にも右翼線二塁打と大暴れし、勝負の行方を本拠地に戻る12日(日本時間13日)の第5戦につなげた。

 左太腿を痛め、レギュラーシーズンは最後の10試合を欠場。ぶっつけ本番で臨んだ今シリーズも、前日まで1安打、打率・083と大ブレーキだった。「カーク・ギブソンのような感じだったかな」と88年ワールドシリーズでサヨナラ弾を放ち、足を引きずりながら一周した元ドジャースの強打者を引き合いに笑った。本拠地で連敗発進ながら、敵地で連勝。「08年のリーグ優勝決定シリーズではレッドソックスに第7戦で勝った。あの経験が生きる」と復活した主砲は自信を示した。

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2010年10月12日のニュース