星野SDが阪神オーナーと会談 楽天との監督就任交渉へ

[ 2010年10月12日 21:38 ]

 楽天が来季の監督候補として一本化している阪神シニアディレクター(SD)の星野仙一氏(63)が12日、大阪市内で阪神の坂井信也オーナーと会談したことを球団関係者が同日明らかにした。星野SDが楽天との就任交渉に応じる前に阪神側に筋を通したとみられ、今後の進展が注目される。

 坂井オーナーは会談について「ノーコメント。僕が言うべきことではない」と話したが、「SDが決断したことは尊重するし、応援する」と従来の姿勢を繰り返した。
 4日には楽天の三木谷浩史球団会長が坂井オーナーに面会。すでに監督招請への了解を得ている。
 星野SDは中日、阪神を率いて計3度のリーグ優勝。2008年の北京五輪では4位に終わり、メダル獲得は逃した。09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表監督就任は固辞したものの、再びユニホームを着る意欲を示している。

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2010年10月12日のニュース