女房役がV打!明大・野村、ドラ1候補に勝った!

[ 2010年10月12日 06:00 ]

<明大・法大>6回2死満塁、左前に勝ち越しの3点適時二塁打を放ち、ベース上でガッツポーズする明大・川辺

 東京六大学野球秋季リーグ戦第5週第1日は11日、神宮球場で1回戦2試合が行われた。第1試合では2季ぶりの優勝を目指す明大のエース、野村祐輔投手(3年)が1失点完投。第2試合では、立大が東大を3―0で下し、それぞれ先勝した。12日は2回戦2試合が行われる。

 【明大4―1法大】明大は女房役の川辺がバットでエースをもり立てた。同点とし、さらに2死満塁の6回、3年生捕手が加賀美の直球を左前にライナーで打ち返すと、左翼手・松本のグラブをかすめた打球はフェンスまで転々。決勝の走者一掃二塁打となり「踏み込んで叩きました。転がった打球が見えた瞬間安心しました」と白い歯を見せた。本業でも同学年の野村を好リード。「ウチは投手陣がいい。負けたら捕手の責任」と気を引き締めた。

 ▼法大・加賀美(今秋ドラフト1位候補。6回4失点で敗戦投手)悔しいです。川辺に打たれた球だけ、捕手のサインに首を振って内角直球を投げました。3回以降はまあまあの投球だったんですが。

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2010年10月12日のニュース