序盤の攻めが鍵!ロッテ 勢いづいて覇者に挑む

[ 2010年10月12日 19:41 ]

 シーズン終盤に3連勝し、3位をつかんだ。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは、ともに逆転で2連勝。勢いづいたロッテがリーグ覇者のソフトバンクに14日から挑む。

 12日はヤフードームで全体練習。劇的な白星で福岡入りしただけに、西村監督は「みんな動きがいい。表情も明るい」と笑顔だった。上げ潮のチームに、重圧や気負いは感じられない。主将の西岡が「僕らは挑戦者。負けても失うものがない」と言い、井口も「いい流れに乗っていきたい。(シーズンは)3位。負けて当然と思っていける」と自然体で話した。

 西武とのファーストステージ。初戦は九回に4点を奪い、第2戦も六回以降に計3得点して追い付き、ともに延長戦を制した。ただ、ソフトバンクは救援陣が鉄壁。井口は「西武と同じ展開にはならない。早めに先発を降ろさないと」と言う。

 9勝15敗の対戦成績が表すように苦手な相手。西岡は「(前半で)畳み掛けないといけない」と力を込めた。勢いを消さないためにも、序盤の攻めが大きな鍵を握る。

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2010年10月12日のニュース