金子千 和田と並び初最多勝「素直にうれしい」

[ 2010年10月2日 06:00 ]

 パ・リーグは1日、レギュラーシーズンの全日程を終了した。自己最多の17勝を挙げたオリックスの金子千が和田(ソフトバンク)と並ぶ17勝で初のタイトルとなる最多勝を獲得した。入団6年目の今季は開幕投手を務めるなどフル回転でチームの勝利に貢献した。7月、8月には2カ月連続で月間MVPを獲得。「最多勝のタイトルを獲れたことは素直にうれしいです。また、自分一人で獲れるタイトルではないので、周りの皆さんに感謝しています」と振り返った。

【表彰選手


 ▼日本ハム・ダルビッシュ(最優秀防御率、最多奪三振)防御率は自分だけの力でなく、捕手や守ってくれる野手のおかげ。本当に感謝しています。

 ▼ソフトバンク・杉内(最優秀投手=勝率1位)タイトルにはそんなに興味はないですが、このタイトルは別。チームに貢献している証だと思うので素直にうれしい。
 ▼ソフトバンク・和田(最多勝利)スギ(杉内)と切磋琢磨(せっさたくま)した結果としての最多勝。凄くうれしい。来年はスギから最優秀投手を奪取できるよう頑張ります。
 ▼オリックス・金子千(最多勝利)チームの皆さんに獲らせてもらった賞だと思う。周りからの期待も大きくなると思うので来季へ準備したい。
 ▼西武・シコースキー(最多セーブ)シーズンが始まる前は個人目標はなかった。1年間全力で戦った結果で、非常にうれしい。
 ▼オリックス・T―岡田(最多本塁打)西武の中村さんがケガしたり、ラッキーもあった。自分でも30発を目標にしたが、クリアできるとは思っていなかった。
 ▼日本ハム・小谷野(打点王)一発のない打者が打点を多く挙げられたのも、前を打つ選手の出塁といい走塁があったから。
 ▼オリックス・カブレラ(最高出塁率)ケガで離脱してしまった時期もあったけど、チームに貢献したいという気持ちがいい結果につながったと思う。

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2010年10月2日のニュース