中日 最終戦は豪華リレーも苦手ヤクルトに勝てず

[ 2010年10月2日 20:16 ]

1回中日2死二塁、森野が左前に先制打を放つ

 【中日2-3ヤクルト】ヤクルトが逆転勝ち。1点を追う6回、畠山の適時打で同点。7回に2死一、二塁からホワイトセルの2点二塁打で勝ち越した。村中が11勝目、林昌勇が自己最多の34セーブ目。優勝を決めている中日は最終戦を飾れなかった。

【試合結果
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 1日にリーグ優勝を決めた中日は、レギュラーシーズン最終戦で吉見、チェン、山井、中田賢とつなぐ先発投手陣の豪華リレーを行った。

 最初にマウンドに上がった吉見は2回を1安打無失点。12勝(9敗)を挙げたものの「ずっとうまくいかずに苦しかった」と今季を振り返っていた右腕は「最終戦だし、いい形でレギュラーシーズンを終われるようにと思って投げた」と話した。

 打っては初回、森野のタイムリーで先制。だが、6回に中田賢が1点を許し、7回には河原が2点を失った。

 8回には高橋、9回には浅尾がマウンドに上り、無失点。

 9回裏、中日は先頭の森野が22号ソロを放ったが、その1点のみ。2-3で敗れ、最終戦を飾れなかった。だが、体調不良で離脱していた井端が7月19日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来のスタメン復帰も果たし、ほぼベストメンバーがそろった。さあ、次はCSファイナルステージ、日本シリーズを制しても「完全優勝」だ。

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2010年10月2日のニュース