蕭一傑 完全ペースも暗転

[ 2010年10月2日 19:05 ]

 【ファーム日本選手権・阪神5-6ロッテ】阪神先発の蕭一傑が七回までを完ぺきに抑える圧巻の投球を披露した。切れのある直球やカットボールをいいところに決め、時折交ぜる緩いカーブも効果的だった。いまだ1軍登板のない2年目右腕だが、潜在能力の高さを証明。先発投手の駒不足に悩む1軍首脳陣にとっては、朗報となったはずだ。

 ただ、本人は「負けたら意味がないです」。八回先頭に安打を許すと崩れ、降板に追い込まれた。完勝ペースから暗転し、平田2軍監督は「頑張ったって、駄目なんだよ。力不足。今後の課題が見えたのは良かった」と手厳しかった。

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2010年10月2日のニュース