新潟県は「歓迎したい」、横浜市は残留希望

[ 2010年10月2日 06:00 ]

 横浜の地元である横浜市はこの日、球団売却の動きを受けて確認に追われた。

 林文子市長は「愛するベイスターズを横浜の球団として応援し続けていけることを願っている」とコメント。売却が決まれば本拠地移転の可能性もあり、市の所有である横浜スタジアムの経営にも打撃となるだけにショックは大きい。一方、準本拠地の候補とされる新潟県の泉田裕彦知事は「候補に挙がっているとすれば、うれしく思う。歓迎したい」と期待感を示した。

 ≪横浜の加地社長 本拠地移転案は「ノーコメント」≫横浜の加地球団社長は横浜市内の事務所で報道陣の取材に対応。球団売却の可能性について「(TBSからは)答えられないと聞いている。そういう報道があるということは進行しているのかもしれない」と示唆した。自身の今回の動きへの関与は「あるわけがない」と否定したが、売却先に有力視される住生活グループについては「いずれ接触があるはず。熱い思いは語ってみたい」と話した。新潟への本拠地移転案には「ノーコメント」と慎重だった。

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2010年10月2日のニュース