足攻みせた群馬のイチロー「もうちょっときれいなヒットが…」

[ 2010年8月8日 13:21 ]

前橋商―宇和島東 1回裏前橋商1死三塁、先制の一塁内野安打を放ち一塁へ駆け込む後藤。右端はベースカバーの投手山本

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 【前橋商3―0宇和島東】「群馬のイチロー」こと前橋商の3番後藤が初回、足で初回の2点に貢献した。
 走者を三塁に置いた1打席目、強振した打球は一ゴロとなったが俊足を飛ばし内野安打に。これで先制の1点が入った。さらに二盗と暴投で三塁まで進むと、4番箱田の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。残りの3打席は凡退したが、注目のドラフト候補は、好機で結果を残すあたり、さすがである。
 後藤は1回の先制内野安打に「もうちょっときれいなヒットが打てればよかったけど」とやや不満げ。それでも勝利につながったことに「点を取ったことは大きかった」と話した。

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2010年8月8日のニュース