精彩なしの阪神　１勝８敗　やっぱりナゴヤは鬼門　

　【阪神０―１０中日】阪神はいいところなく敗れ、今季初の４連敗となった。“鬼門”のナゴヤドームで１勝８敗。真弓監督は「試合の流れが悪くなっている」と落胆の表情だった。

　打線は中田賢に手が出ず、わずか４安打。４試合連続１ケタ安打と不振の打線に和田打撃コーチは「全体的に調子は良くない」と力なく言った。
　守備も乱れた。６回１死満塁では三ゴロを新井が本塁へ悪送球して２点を失い、８回にもブラゼルの失策で失点。援護が必要な先発ローテーションの谷間の試合で、投手の足を引っ張った。
　巨人、中日との６連戦で１勝５敗と、長期遠征の出だしでつまずいた。指揮官は「休み明けはしっかりいく」と気を取り直した。