経験豊富のはずが…常葉橘「完ぺきな力負けです」

[ 2010年8月8日 10:51 ]

北大津―常葉学園橘 2回のピンチで先発長谷川(右から2人目)のもとに集まる常葉学園橘ナイン

常葉橘4番 意地の一発「可能性をつくれたのはよかった」

屈辱から6年 北大津「迷うな ためらうな 一歩も引くな」

足攻みせた群馬のイチロー「もうちょっときれいなヒットが…」

1メートル63左腕「牛鬼打線」完封!得意のけん制「狙っていた」

 【常葉橘4―11北大津】昨夏の甲子園を経験した5人の3年生を中心に落ち着いてプレーできるはずだった常葉橘だが、序盤に頼みのエース長谷川が打ち込まれペースを乱されると、主導権を握ることができぬまま、2年続けての初戦突破とはならなかった。
 「前半に波に乗れればよかった」」と肩を落とした黒沢学監督。予選5試合で四球0の北大津・岡本の低目のボールに手を出し内野ゴロの山を築いてしまった。
 8回に遅まきながら4点を入れ、意地を見せたが「先制、中押し、ダメ押しと完ぺきな力負けです。出直してきます」と黒沢監督は力を十分発揮できずに敗退したことに悔しさをにじませた。

続きを表示

2010年8月8日のニュース