球児の“あこがれ”「広島市民」でラストゲーム

[ 2010年7月26日 06:00 ]

 【広島・準々決勝】老朽化で9月に閉鎖される旧広島市民球場で広島大会準々決勝2試合が行われた。

 球児にとっては同球場での最後の公式試合。第1試合で尾道商に敗れた広島商・桑原監督は「球児にとって野球のシンボルのような球場だった」と寂しそうに振り返った。
 最終戦となった第2試合は約5000人の観客が詰め掛けた中、広島工を下した広島観音・原野監督は「あこがれの球場の最終試合で勝利できて、ありがたい」と喜んでいた。広島市は年内に球場の解体に着手し、市民広場として活用する。

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2010年7月26日のニュース