甘い球逃さず…松井秀 復調見えた3戦ぶり一発

[ 2010年7月26日 13:48 ]

レンジャーズ戦の7回に2ランを放ち、次打者カラスポ(右)に迎えられるエンゼルス・松井秀

 【エンゼルス4―6レンジャーズ】松井秀が3試合ぶりとなる今季13号2ランを放った。1―6の7回1死一塁から内角の速球を振り抜くと、低い打球は右翼ポール際のフェンスぎりぎりに飛び込んだ。

 有利なカウントから甘く入った球を逃さなかった。「ちょっとカット系の球。(打球が)切れる感じはしなかった」。それまで打線が2安打に抑え込まれていた先発右腕ハンターを、この一発で降板させた。

 最近出場した5試合で3本塁打。安打も5試合連続となり「状態は少しずつ良くなっている」と手応えを口にした。

 9回無死一塁でも抑えのフェリスから右前打した。次打者の二ゴロでは一塁走者として併殺を防ぐため、二塁へ激しいスライディングをした。

 それでも、チームは敗れた。大事な地区首位チームとの4連戦に1勝3敗と負け越し、ゲーム差は7に広がった。「負けは負けで仕方がない。出直す感じでいかなきゃいけない」と気持ちを切り替えた。(共同)

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2010年7月26日のニュース