細川“絶好調”逆転満塁弾で3連戦12打点!

[ 2010年6月20日 18:20 ]

 【西武6―4ソフトバンク】西武は2―4の三回2死満塁から、細川の本塁打で逆転した。18日の満塁弾に始まり、19日は3ランを含む4打点。そして、3試合連続となる一発。これまでの野球人生を振り返っても「こんなにいいことはないでしょ」と言うほど、絶好調だ。

 三回2死一、二塁。阿部の打席を次打者で見守った細川は「昨日の(自分の)感じが良かったから」と四球を願っていた。思惑通りの満塁で打席に立つと、杉内の初球を迷うことなく振り抜く。打球は左中間スタンドへ。ベンチはお祭り騒ぎとなり、序盤の失点での沈滞ムードを一転させた。
 3試合で計12打点と、目を見張る打棒。ただ、本人はあくまで捕手としての守備に重点を置く。交流戦の終盤に失点を重ねた投手陣を「僕の配球ミス」とかばい、優勝を逃した責任を背負い込んだ。3連敗で迎えたリーグ戦再開から、3連勝。再び勢いを取り戻した。
 9番打者の連日の活躍に「二度あることは三度あると思って見てた」と渡辺監督。ソフトバンク戦での同一カード3連戦の3連勝は、6年ぶりとなった。(松下)

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2010年6月20日のニュース