中大・沢村 最速の153キロをマークし無失点

[ 2010年6月20日 06:00 ]

 【大学日本代表候補選考合宿】今秋ドラフト1位候補が代表入りへしのぎを削った。MAX157キロ右腕の中大・沢村は白組6番手で2回無失点。最速は登板した13投手中、最速となる153キロをマークしたが「簡単に生き残れるとは思ってません。いい投手がたくさんいるので勉強になります」と謙虚に話した。一方、大学No・1左腕の呼び声高い佛教大・大野も2回無失点。「直球でどんどん押して最終メンバーに残りたい」と話した。

 ≪井上3安打で大砲に名乗り!≫体重98キロの巨漢、中大・井上が3安打と気を吐いた。第1打席で明大・野村から左中間フェンス直撃の二塁打を放つと5、8回にも安打を放ち、代表入りをアピールして「いい投手の球をとらえられたのは収穫です」と満足そう。今年の大学球界は大砲が不在なだけに榎本監督は「頼りになる打者がいないので(代表に)入ってもらわないと」と井上の打力に期待していた。

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2010年6月20日のニュース