早大・斎藤　“貫録”の３者連続三振！

＜世界大学野球選手権　大学日本代表候補選考合宿＞１回を無失点に抑えた早大・斎藤

　パナソニック第５回世界大学野球選手権（７月３０日開幕、神宮など）に向けた日本代表候補の選考合宿が１９日、神奈川・平塚球場で行われた。初日の紅白戦では、エースとして期待される早大の斎藤佑樹投手（４年）が紅組６番手として登板。１回を無安打無失点、打者４人から振り逃げを含む３者連続三振と貫禄を示して「体重もしっかり乗れていたのでよかったと思います。一昨年は銀メダルだったので今年は金メダルを獲りたいです」と力強く話した。

　５月３１日の早慶３回戦以来の実戦登板で最速１４６キロ。三振はフォークとスライダーで奪うなど変化球の切れも抜群だった。優勝争いのライバル、キューバ、米国対策に「縦の変化球」を挙げる榎本監督は「去年より良くなっている。変化球も落ちる」と斎藤に全幅の信頼を寄せていた。
　合宿は３日間行われ、最終日の２１日に代表メンバー２２人が発表される。