頼みの杉内6失点…ソフトバンク、首位に3連敗

[ 2010年6月20日 18:47 ]

 【ソフトバンク4―6西武】交流戦明け最初のカードは最悪な形で終わった。ソフトバンクは今季初めて同一カード3連戦での3連敗を喫し、連敗は今季最多の4となった。悪い流れは頼みの杉内でも止められず、首位西武とのゲーム差は4・5に広がった。

 今季最短の3回、ワーストの6失点で降板したエースは「チームに申し訳ない。それだけ」と広報を通じてコメント。試合後は無言を貫いた。
 二回までに3四球を与えた。三回は2死一、二塁でフルカウントから阿部への真っすぐが外ぎりぎりに外れた。その直後、細川への初球の直球がど真ん中に入って逆転の満塁本塁打を浴びた。
 先発陣の駒不足のため、交流戦中は不慣れな中5日の登板が続いていた。高山投手コーチは「エースの自覚で投げていたが、疲れがあるのかも。ゆっくり話したい」と登板間隔を空ける可能性も示唆した。杉内の防御率は4・05。本来の姿とは程遠い。

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2010年6月20日のニュース